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P3C部隊、中東に出発 別れ惜しみ、緊迫の海へ

 海上自衛隊のP3C哨戒機部隊が11日、中東派遣のため出発した。隊員は米国とイランの動き次第で突然緊迫化しかねない中東で約3カ月の任務にあたる。海自那覇航空基地(那覇市)では同日、壮行行事があり、隊員の無事を祈って涙を流す家族の姿も見られた。【町田徳丈、遠藤孝康】

 「我々を取り巻く情勢は極めて厳しく、かつ、より早く複雑に変化し続けている。海賊対処は令和の時代に入り新たな節目を迎えることになった。柔軟に対応し、任務を完遂してもらいたい」。壮行行事があった格納庫に、海自の糟井(かすい)裕之・自衛艦隊司令官の訓示を代読した園田直紀・航空集団司令官の声が響いた。

 その後、河野太郎防衛相が整列した隊員の近くに座る家族に歩み寄り、「今回出国する隊員の皆様から、新たに情報収集という任務が付け加わります。隊員が健康で、そして安全に任務を遂行できるように、しっかりバックアップしてまいります」と声を掛けた。壮行行事には自衛隊制服組トップの山崎幸二統合幕僚長も参加し、部隊を防衛省全体で送り出そうという気遣いも。隊員の家族に配慮し、報道陣のインタビュー取材も規制された。

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