メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

大敗の台湾・国民党 対中融和路線支持得づらく 立て直しは前途多難

台湾総統選に最大野党・国民党から出馬した韓国瑜・高雄市長の陣営で「党主席」のプラカードを掲げる支持者=台湾・高雄市で2020年1月11日、工藤哲撮影

 11日に投開票された台湾総統選で最大野党・国民党は大敗した。これで2016年に下野してから8年にわたり政権から離れることになる。呉敦義党主席(71)は辞任を表明した。立法委員(国会議員)選でも再び過半数を割り、呉氏自身も比例代表で落選。党の立て直しは前途多難だ。

 「国民党は挫折したが信じることは諦めてはならない」。呉氏は11日夜、党本部で敗戦の弁を述べ、自身や曽永権秘書長(幹事長)ら幹部が総退陣すると表明した。呉氏が実際に辞任すれば、党主席選となる。

 先行きは険しい。11日の立法委員選で民進党が過半数を維持したため、国民党が蔡政権の提出した法案を否決することは困難だ。中国政府は「一つの中国」で中台が合意したとされる「1992年コンセンサス」を認めるよう求めており、国民党はこれを受け入れる立場だ。だが市民の間で「台湾人意識」が年々強まる中で、この対中融和路線がますます市民の支持を得づらくなる可能性がある。

この記事は有料記事です。

残り292文字(全文700文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ブルーインパルス飛行「プロセスはどうでもいい」 経緯明かさぬ河野防衛相に疑問の声

  2. ブルーインパルス都心飛行「私が指示」 河野防衛相がブログで明かす

  3. 「花火を見て元気になって」 新型コロナ終息願い、各地で“サプライズ”打ち上げ

  4. 学校、公共施設で次亜塩素酸水の噴霧休止相次ぐ 厚労省「濃度次第で有害」

  5. 「桜を見る会」招待者内訳の調査記録作成せず 菅氏「対象者少数だったので」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです