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黄金世代を追え

納谷は力強く突き出し白星スタート 琴勝峰粘り勝ち 豊昇龍敗れる

千代の国(手前右)を破って白星発進の納谷(左)=東京・両国国技館で2020年1月12日、村社拓信撮影

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 2020年が幕を開け、大相撲も「黄金世代」と呼ぶべき若手たちの出世争いが熱を帯びている。初場所では、元横綱・朝青龍のおい、豊昇龍(20)=立浪部屋=と、埼玉栄高出身の琴勝峰(20)=佐渡ケ嶽部屋=が十両2場所目を迎え、幕下上位では琴勝峰と埼玉栄高のチームメートだった納谷(19)=大嶽部屋=や塚原(20)=春日野部屋=が2人を追う。1999年度生まれの若者たちを中心に、東京五輪・パラリンピックに負けじと熱を帯びる土俵上の戦いを追う。

納谷「負けよりも勝ちの方が多い年にしたい」

 元横綱・大鵬の孫で東幕下5枚目の納谷(19)が、幕内経験豊富な千代の国(29)を力強く突き出し、新年最初の相撲を白星で飾った。突き放して前に出ると、相手に回り込まれても逃さず、攻めきった。「何かをしてくるかなと思っていたので、しっかり対処できた」と振り返った。

白星発進した琴勝峰(奥)=東京・両国国技館で2020年1月12日、村社拓信撮影

 場所前は、引かないことを意識して稽古(けいこ)を積んできたという納谷。同学年で十両2場所目の豊昇龍(20)や琴勝峰(20)に出世で先行され、「自分も早く、という気持ちはある」と話す。

 今年の目標を聞かれて、「毎日、負けたくないと思っている。負けよりも勝ちの方が多い年にしたい」。2月が誕生日のため、10代で臨む最後の場所で、決意を語った。

 一方、十両の2人は明暗を分けた。琴勝峰は幕内経験のある旭大星(30)に粘り勝ち。土俵際でいなされても、相手に背中を見せても残し、最後は旭大星が突進してきたところをはたき込んだ。鼻血を出すほどの激しい一番を制し「体がよく動いてくれた。ぎりぎりでした」と、新年最初の相撲に満足そうだった。

魁(中央)に敗れた豊昇龍(手前)=東京・両国国技館で2020年1月12日、村社拓信撮影

 新十両だった九州場所は9勝6敗。初場所も「勝ち越し」を目標に掲げ「目の前のことだけを意識し、前に出る相撲をしていきたい」と強調した。

 元横綱・朝青龍のおい、豊昇龍は5年ぶりに十両に戻った魁(33)に敗れた。立ち合いから押し込まれ、なすすべもなく土俵を割った。「相手がうまかった」と素直に完敗を認め、「体の調子は良いので自分の相撲を取れるように頑張りたい。今年はいい年にしたいですね」とすぐに気持ちを切り替えていた。【大東祐紀、村社拓信】

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