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ドアと床は木製 長崎の路面電車がブラジルで「第二の人生」

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車内のポスターには、長崎原爆や、ブラジルへ初めての移住者を乗せた「笠戸丸」のポルトガル語の説明もある=長崎市提供

 長崎市内を走行していた長崎電気軌道の路面電車1両が、姉妹都市のブラジル・サントス市で観光列車として“第二の人生”を送っている。

サントス市街地を走る路面電車と、「移民祭り」の龍(じゃ)踊り=長崎市提供

 路面電車は1950年製造の206号で、2014年まで運行した。黄色と緑色のボディーの全長11メートルで、ドアと床は木製だ。行き先を書いた方向幕は当時のまま「正覚寺下」で、車内には「大人120円」の運賃表示も残る。

 サントス市はサンパウロ州の港町で、1908年に日本からブラジルへの最初の移住者781人が到着した。路面電車の寄贈は、姉妹都市提携40年となる2012年、田上富久・長崎市長がサントス市長に約束していた。

 206号は、輸送や改修を経て、19年10月の日系人らによる「移民祭り」で初運行した。市街地で、観光客向けに約2キロの路線を各国の路面電車と共に走っているという。田上市長は「長崎の代名詞の路面電車が海を渡り、誇りに思う」と話している。【今野悠貴】

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