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「一番悔しい負け」青森山田の主将・武田 高校サッカー選手権・決勝

高校サッカー決勝【青森山田-静岡学園】前半、ファウルを受けてPKを獲得する青森山田の武田英寿(上)。下は静岡学園のGK野知滉平=埼玉スタジアムで2020年1月13日、宮間俊樹撮影

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第98回全国高校サッカー選手権決勝(13日、埼玉スタジアム)=○静岡学園3―2青森山田●、24大会ぶり2回目の優勝

 目標だった連覇を逃し、青森山田の主将・武田は立ち尽くしていた。「高校サッカーが終わった」。この仲間たちと、もうサッカーをすることはない――。心の底から悲しみが湧き上がってきた。

 前半は積極的に攻めた。藤原が先制のゴールを挙げ、武田も自らのPKを決めて2点をリードした。ところが、前半終了間際、自分たちが得意とするセットプレーから相手に1点を返されたことで、重心がずるずると下がった。守りに入り、気持ちも緩み、終盤にひっくり返された。

 いつもと変わらずやるのは難しい。追いつかれても、「このままでは終わらない。気持ちの勝負」と自身と仲間に言い続けていた。だが、「焦り、少し(味方と呼吸が)合わなかった」と武田。「これまでのサッカー人生で一番悔しい負け」と振り返った。

 昨年度のチームと比較され、「弱い」と言われ続けた。「自分たちは弱い」と言い聞かせ、真面目に謙虚にチーム全員で戦ってきた。2019年12月、高校生年代による最高峰の高円宮杯U18プレミアリーグを制した。武田を中心に束になって戦ってきた成果だった。

 最後は力尽きたものの、束になった矢は折れることなくここまで来た。だから準優勝でもこう言える。「価値あるものなんじゃないかな。優勝できれば一番良かったが、最後までこの仲間と戦い抜けたから」【福田智沙】

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