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「桜」招待者名簿廃棄は「前政権踏襲」 菅官房長官、従来の説明を事実上転換

閣議後の記者会見で安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を巡る問題に関する質問に答える菅義偉官房長官=首相官邸で2020年1月14日午前10時45分、川田雅浩撮影

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 菅義偉官房長官は14日午前の記者会見で、2017年度まで5年間の「桜を見る会」の招待者名簿が行政文書ファイル管理簿に未記載だった問題について、「11年と12年は開催直前に桜を見る会が中止になり、管理簿に掲載すべきだった招待者名簿を掲載せずに廃棄した。その取り扱いが前例として13年以降も漫然と後任に引き継がれた」と説明した。「事務的な記載漏れ」としていた従来の説明を事実上転換した。

 桜を見る会は首相主催で原則として毎年開かれてきたが、民主党政権時代の11年は東日本大震災、12年は北朝鮮のミサイル対応のために中止になった。菅氏は「11、12年も内閣府は各省から推薦名簿を集めて招待の準備をしていた。当時のルールでは(作成した)招待者名簿は管理簿に記載すべきだったが、中止になり、名簿も管理簿に掲載せずに廃棄していた」と説明。第2次安倍政権下で開催された13~17年の招待者名簿も「公文書管理違反の扱いが漫然と引き継がれていた」と、前政権での扱いを前例踏襲したものだったと語った。

 菅氏は管理簿に未記載だった期間の招待者名簿について「できるだけ精査して対応している」と述べ、名簿が残っていないか調査する意向を示した。

 また、菅氏は、内閣府が昨年の国会に提出した各省庁の推薦者名簿の一部で、原本に記載されていた推薦部局の名称が削除されていたことを明らかにした。菅氏は「極めて不適切な対応であり、今後、このような行為を厳に慎むよう内閣府に対して徹底した。内閣府で関係者に厳正に対処する」と述べた。【秋山信一】

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