メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

NHKネット同時配信を認可 総務相、費用抑制など条件に

NHK放送センター=東京都渋谷区で2019年3月、嶋野雅明撮影

[PR]

 高市早苗総務相は14日、NHKが申請したテレビ番組のインターネットでの常時同時配信などの実施基準案について、条件付きで認可した。NHKの業務肥大化への民放などの懸念を踏まえ、ネット業務費用を抑制的に管理する仕組みの早期導入や、民放との連携に向けた協議の場を設けることなどを条件とした。認可を受け、NHKは「総合」と「Eテレ」の番組を対象に、4月から常時同時配信を本格的に始めるが、費用抑制のため当面は1日24時間の「常時」ではなく、時間を制限して配信する。

 総務省は昨年11月、NHKが同年10月に申請したネット業務の実施基準案について、費用が受信料収入の約3・8%に拡大していることを問題視。NHKに、受信料の見直しなどの経営改革と併せて異例の再検討を求めた。これを受け、NHKは昨年12月、東京五輪関連を除くネット業務費に関し、従来と同じ受信料収入の2・5%以内になるように基準案を修正した。同省から求められた業務見直しの一環で、BS4波を3波に整理する方針も示した。

 費用抑制に伴い、同時配信の1日の配信時間は当初予定した24時間から縮小。3月までに1日17時間程度で試験的に始め、4月以降の来年度も当分の間は時間を限って配信する。NHKは将来的には24時間化を目指しており、実施時間は今後、年度ごとに策定するネット実施計画で示す。

 高市総務相は14日、認可に先立って行われた記者会見で、NHKが修正した実施基準案について「おおむね妥当」と述べた。その後、開かれた総務相の諮問機関の電波監理審議会も「認可が適当」と答申した。認可を受け、NHKは14日、「(ネットの活用で)信頼される『情報の社会的基盤』の役割を果たしていく。業務、受信料、ガバナンスを一体とした改革の推進など不断の取り組みを進める」とのコメントを出した。【小林祥晃、加藤明子】

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. オジー・オズボーンさんパーキンソン病告白 メタルの帝王「困難な状況だ」

  2. ORICON NEWS 声優の朴ロ美&山路和弘が結婚発表「共に支え合って人生という路を歩んでいきます」

  3. 議員あぜん「なぜこの資料あるのに示さなかったのか」 「桜」野党ヒアリング2回目詳報

  4. 米兵から性暴力被害を受けた豪女性 安倍首相あてに日米地位協定の改定要望

  5. 首相、違法な桜名簿管理は「民主党政権を前例として漫然と引き継いだ」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです