京アニ放火で犠牲の社員を労災認定 遺族に補償支給 京都労働局

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解体工事に向け、防音シートで覆われた京都アニメーション第1スタジオ=京都市伏見区で2019年12月25日午後5時11分、国本ようこ撮影
解体工事に向け、防音シートで覆われた京都アニメーション第1スタジオ=京都市伏見区で2019年12月25日午後5時11分、国本ようこ撮影

 京都市伏見区の「京都アニメーション」第1スタジオで2019年7月に起きた放火殺人事件で、死亡した社員らの労災が認定され、補償の支給が始まったことが遺族への取材で判明した。事件では役員と社員計36人が死亡し、33人が重軽傷を負った。京都労働局は認定件数や理由を明らかにしていないが、18日で事件から半年を迎えるのを前に、被害者や遺族に対する補償が徐々に進みつつある。

 複数の遺族によると、労災認定は京アニを通じて申請した。その後、補償の支給決定通知書が届き、すでに一部が口座に振り込まれたという。労災は①仕事中の傷病であること(業務遂行性)②仕事が原因の傷病であること(業務起因性)――の2点が認定の要件となる。今回は、いずれも第1スタジオで仕事をしている際に放火事件に巻き込まれており、京都労働局は事件後間もない7月末の段階で「労災申請が出されれば迅速に調査、対応…

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