メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

論点

米大統領選へ深まる分断 インタビュー アーリー・ホックシールド カリフォルニア大バークリー校名誉教授(社会学)

 11月3日の米大統領選まで約10カ月。米社会は政治決戦のムードが髙まり、トランプ大統領への支持、不支持を巡り分断が深まっている。トランプ氏の強固な支持基盤となっている白人右派を研究するカリフォルニア大バークリー校のアーリー・ホックシールド名誉教授(80)に、分断の背景と融和への課題を聞いた。

――米南部ルイジアナ州で保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」支持者の白人労働者らに密着した著書「壁の向こうの住人たち アメリカの右派を覆う怒りと嘆き」は、2016年の大統領選直前に刊行され、トランプ大統領誕生の土壌を解き明かしたとしてベストセラーになりました。そうしたテーマに取り組んだのはなぜですか。

 保守的なルイジアナ州に通い始めたのは11年から。リベラルで左派的な環境に育ったフェミニストの社会学者である私は、左右両派が溝を深めていることに驚き、深く交わることなく「壁」の向こう側にいると感じていた右派をもっと理解したいと思った。右派の人々が人生をどう感じているのか、つまり政治的志向の根底にある感情に興味を引かれた。5年間で10回訪れ、長期滞在しながら、超保守的な茶会運動を支持する白人を中心に…

この記事は有料記事です。

残り3230文字(全文3734文字)

コメント

投稿について

読者の皆さんと議論を深める記事です。たくさんの自由で率直なご意見をお待ちしています。

※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。

利用規約

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 岡村隆史さんが結婚 相手は一般の30代女性

  2. #排除する政治~学術会議問題を考える あそこは左翼の巣窟だけど… 反学術会議派・小林節氏が首相を糾弾する理由

  3. 鳥取県教委、部活遠征で教員83人処分 生徒をマイカーに 実態に合わずの声も

  4. 再選択2020~私の見方 東京一極集中は「けったくそ悪い」 漫才師・西川のりおさん 大阪都構想住民投票

  5. 毎日新聞に「嵐」の二宮さん iPhone広告で全国紙5紙に1人ずつ掲載

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです