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障害ある家族持つ「きょうだい」の思い出版 寄付、目標額に 宇都宮のライター

出版した本を手にするゆたかあすかさん=宇都宮市内で2020年1月9日、玉井滉大撮影

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 障害のある兄弟や姉妹のいる人「きょうだい」の思いを多くの人に知ってもらうために本の出版を計画している宇都宮市のライター、ゆたかあすか(本名・豊田あすか)さん(29)がインターネットで募っていた寄付が目標額に達し、12月に本が出版された。「きょうだいの存在や思いを知るだけでなく、本を読んだ人が前向きに人生を送るきっかけにしてもらえたら」と話している。【玉井滉大】

 ゆたかさんには知的障害のある姉と妹がおり、きょうだいの思いを伝えたいと取材や執筆活動をしている。

 出版したのは、電子書籍で2018~19年に発表した2作品を一冊にまとめた「#半透明のわたし #わたしのクエスト」。紙の本でも読みたいという声を受け、19年9月にクラウドファンディング(CF)で資金を集め、寄付が20万円の目標額を上回り約1000部を出版した。

 これまでに「本を読んで初めてきょうだいを知った」などの反響も寄せられている。現在、CFの支援特典として取材したきょうだいや障害児の親などの話を元にした3作目も執筆中で、今回集めた資金を活用して出版する予定だという。

 取材活動を通じ、自身の考えにも変化が生まれた。かつてきょうだいとして孤独を感じていた経験から、きょうだいが幸せになればと思っていた。しかし、さまざまな立場の人の話を聞き、きょうだいだけでなく多くの人の幸せを考えるようになったという。

 「自分も取材や執筆を通して一人ではないと教えてもらった。今後も取材や発信を続け、誰かのヒントや勇気になるような言葉を投げかけていきたい」と意気込みを語った。

 書籍はAmazonで購入できる。定価は1200円(税別)。

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