故障に悩んで沈みがちだった2019年から一変し、満面の笑みには余裕が感じられた。16年リオデジャネイロ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダリストのケンブリッジ飛鳥(26)=ナイキ。「地元で五輪がある大事な年。今年こそはという気持ちが強い。東京五輪で(400メートルリレーの)金メダルを目指していきたい」。13日、東京都内で開かれた、自身がイメージキャラクターを務める久光製薬主催のランニング教室で約30人の子どもらを前に力強く宣言した。
19年は春先に左太もも裏を故障すると、脚の付け根にも痛みが出た。6月の日本選手権は100メートルの決勝進出選手で最下位の8位。9~10月のドーハ世界選手権は400メートルリレーのメンバーとして選出されたが、予選、決勝とも控えに回り、走れずに終わった。
「リオ五輪翌年の17年は、自己記録(10秒08)も出て、9秒台が出る感覚があったが、その後は大事なところで…
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毎日新聞東京本社運動部。1983年、埼玉県生まれ。2006年入社。甲府支局、西部運動課を経て、16年から東京本社運動部。リオデジャネイロ五輪を現地取材した。バドミントン、陸上、バレーボールなどを担当。学生時代、184センチの身長を生かそうとバレーに熱中。幼稚園児の長男、次男とバレーのパスをするのが目下の夢。
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