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阪神大震災25年

アートがくれる力 被災作家の歩み 思い重ね展示 文化支援拠点のギャラリー

 神戸市中央区のギャラリー島田で、「25年目の1・17」展が開催されている。阪神大震災で命を落とした画家の津高和一(つたかわいち)をはじめ、被災した作家たちの当時と今の作品、また震災から生まれた書籍などの資料で、この25年を振り返る。【三輪晴美】

 代表の島田誠さん(77)は、神戸・元町の老舗、海文堂書店の社長時代にギャラリーを始めた。有名無名を問わず、表現や生き様に共感する作家の作品を扱う。震災後、いち早く「アート・エイド・神戸」を設立し、被災作家の支援をはじめ文化による復興に尽力。その活動は東日本大震災後の「アーツエイド東北」発足につながった。「阪神大震災は、市民中心の活動が生まれた時代の一つのターニングポイントだった」と島田さんは振り返る。

 会場でまず目に入るのは、震災直前の1994年12月、津高が島田さんに託した作品。簡素ながら叙情性をたたえた画面にさまざまな思いがよぎる。画家の井上よう子さんによる当時と今の作品は、どちらも青をベースに椅子が象徴的に描かれるが、そこに映る心象風景は明らかに違って見える。ほか、燃える長田の街を描いた林哲夫さん、被災した建物の壁を絵で飾った涌嶋克己さんらの作品が並ぶ。

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