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設備投資、経費節減、地元高齢者採用
2015年に赤字経営で一度閉鎖になった黒滝村のホテル「森の交流館」(同村粟飯谷)が16年3月の再開から急速に売り上げを伸ばしている。ホテルを運営する村の第三セクター「黒滝森物語村」(社長=辻村源四郎村長)の取り組みは地域活性化の起爆剤となり、総務省などが選ぶ19年度の過疎地域自立活性化優良事例として表彰された。【萱原健一】
1993年に村営で始まった「黒滝森物語村」は財団法人を経て2011年に株式会社化。だがホテルの売り上げは年間2000万円程度で、15年に閉鎖に追い込まれた。経営の立て直しを図るため招かれたのが同村出身の辰巳繁副社長(65)。約20年間、北海道や広島で企業再生に取り組んだ実績が買われた。
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