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激動の世界を読む

中国による邦人拘束 政治的抑圧に向き合え=北海道大公共政策大学院長・遠藤乾

 年が明けても、まだ考えていることがある。昨秋、北海道大学の同僚が中国にて学術交流中に拘束された事件=1=についてである。

 狭義の事件は、本人が帰国したときに終わった。拘束中の2カ月は、近い同僚として解放工作にかかわらざるを得ず、文字通り眠れない日々だった。ご家族の苦悩は想像を絶する。幸い多くの方の尽力の末、学者やメディアなど市民社会が声を上げ、政府首脳が強い意識をもって行動し、年内の解放がかなった。

 しかし、事件はいまだに問いかける。中国の抑圧的な本質は変わっておらず、その傾向は強まりこそすれ、弱まったわけではないからだ。

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