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経済観測

トランプ氏 大胆と強運と=東洋大学国際学部教授・横江公美

 ものごとの流れを変えるには、狂人にも見える大胆さと強運が必要ということか。最近のトランプ米大統領のイランへの対応を見るとそう思えてくる。

 1月初めのイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官殺害は、昨年末にイラクの駐留米軍に対するイランの攻撃で1人の米国人が死亡したことがきっかけだった。メディアは殺害を狂気の沙汰であるかのように報じたが、その裏では18カ月にわたって周到な準備がなされていたという。その後、イランはイラクの米軍基地にミサイルを撃ち込んだが、米国は攻撃を想定しており、死者はゼロだった。

 トランプ氏の大胆なアプローチは「感情的」「場当たり的」などと批判されるが、実は政権内で「ミッション:インポッシブル」さながらの緻密な計算と準備の上に成り立っている。「死者ゼロ」を発表する際の登場も細部にこだわっていた。時間を選び、自然光の後光がさす演出で、中央のドアが開くと光が漏れ、その光の中からトランプ氏は登場した。

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