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時代の波にもまれる日本企業や組織を描く「変革」第11部は、04年の球界再編問題から大きく変化してきたプロ野球のパ・リーグに迫る。

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第11部 プロ野球 パ・リーグ/19 球団保有、憧れ60年

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ノジマは2019年にDeNAが初めて本拠地で開催したクライマックスシリーズ・ファーストステージの冠スポンサーも務めた。右端が野島社長=ノジマ提供
ノジマは2019年にDeNAが初めて本拠地で開催したクライマックスシリーズ・ファーストステージの冠スポンサーも務めた。右端が野島社長=ノジマ提供

 関東地方を中心に約180店を展開し、近年、急激に業績を伸ばしている家電量販店大手「ノジマ」(本社・横浜市)の野島広司社長(69)には、内に秘めた望みがある。「チャンスがあれば球団を持ちたい」。脳裏に浮かぶのは、自らの出身地である相模原市を中心とするエリアだ。東京都、神奈川県境域で数百万人の人口を抱え、スポーツビジネスが成り立つ可能性が高い。地元関係者からの要望もある。父母が始めた家業を自らの代で東証1部上場まで引き上げた野島の球団保有への熱意は尽きない。

 思いが芽生えたのは1960年だった。父に連れられ、大洋ホエールズ(後の横浜ベイスターズ、現・DeNA)の試合を見るため、当時の本拠地・川崎球場に足を運んだ。小学4年の野島にとって初めてのプロ野球観戦。迫力あるプレーに触れ「こんなに面白いものがあるのか」と感激。それ以来、一筋で応援してきた。

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