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Stand・by・you!そばにいるよ

相模原市の障害者施設で元職員が入所者ら46人を殺傷する事件が起き、障害者は不幸だと決めつけるような容疑者の供述が社会に衝撃を与えました。それでも福祉や介護、医療などの現場では、共生を願い、誇りとやりがいを持って当事者のそばに寄り添う人たちがいます。「Stand by you! そばにいるよ」では、これからを担う世代の奮闘を紹介していきます。

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地域の小さな変化もキャッチ 民生委員 大星洋美さん(38)

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 国の委託で地域住民の相談に応じて必要な援助をする民生委員は、全国に約23万人。8割以上が60代以上で、40歳未満は260人程度しかいない。担当の横浜市港北区綱島東地区を自転車で回る。

 町会長から委員になるのを勧められたのは3年前。長男の出産で幼稚園教諭を辞めて12年、まい進していた子育てが落ち着き、子ども会活動をしていた時期だった。民生委員は、子どもを見守り、母親の育児支援もする児童委員を兼ねる。

 最初は先輩委員から助言をもらい、手探りの日々だった。高齢者の自宅を訪ねたり、電話したり、独居世帯に弁当を配ったりと、活動は多岐にわたる。時間を見つけて高齢者のデイサービスにも顔を出し、沿道では自分からあいさつして住民と交流した。児童委員として、乳幼児と親が集まるサロンで話を聞いたりもする。洗濯物が干してあるか、新聞がたまっていないか――。地域の小さな変化もキャッチしようと努めている。

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