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旧優生保護法を問う

強制不妊訴訟 匿名強いられる差別、今も 北三郎さん「国の責任認めて」

裁判の手話通訳を見て昨年末から手話の勉強を始めた北三郎さん。「少しでも聴覚障害の人と話せるようになりたい」=横浜市神奈川区で2020年1月11日、上東麻子撮影

きょう本人尋問

 全国の障害者らに不妊手術を強いた旧優生保護法(1948~96年)を巡る国家賠償請求訴訟で、東京地裁に提訴した北三郎の名で被害を訴える男性(76)=東京都=が16日、初の本人尋問に臨む。1年半前の提訴時は顔と実名を伏せたが、裁判の途中から顔を出して闘う決意をした。「国の責任をはっきりさせることが、差別のない社会の実現につながります」。公開の法廷で訴える。

 1月8日、雨天の横浜地裁。2016年7月に相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」の利用者19人が殺害された事件で起訴された植松聖被告の初公判前、傍聴席を求める約2000人の列に北さんの姿があった。

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上東麻子

1996年毎日新聞入社。佐賀支局、西部本社、東京本社くらし医療部などをへて2020年から統合デジタル取材センター。障害福祉、精神医療、差別、性暴力、「境界」に関心がある。2018年度新聞協会賞を受賞したキャンペーン報道「旧優生保護法を問う」取材班。連載「やまゆり園事件は終わったか?~福祉を問う」で2020年貧困ジャーナリズム賞。共著に「強制不妊ーー旧優生保護法を問う」(毎日新聞出版)、「ルポ『命の選別』誰が弱者を切り捨てるのか?」(文藝春秋)。散歩とヨガ、ものづくりが好き。

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