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大津の園児死傷事故、判決言い渡しが異例の延期 弁護側「被告の体調厳しい」

大津地裁での公判後の記者会見で、異例の展開への所感を述べる被害者側の弁護士=大津市梅林1の滋賀弁護士会館で2020年1月16日午後3時46分、成松秋穂撮影

 大津市の滋賀県道交差点で2019年5月、車同士が衝突し、巻き込まれた保育園児ら16人が死傷した事故で、右折車を運転し自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの罪に問われた無職、新立(しんたて)文子被告(53)=同市一里山3=の公判が16日、大津地裁(大西直樹裁判長)で開かれたが、予定されていた判決の言い渡しが急きょ延期される異例の事態となった。弁護側が同日になって突然、起訴内容に異議を申し立てる姿勢を示したためで、変更後の判決期日は決まっていない。

 16日は当初、判決の言い渡しのみが予定されていた。しかし、19年12月の論告求刑公判後に、新立被告が民放テレビ局のインタビューに応じ「不運が不運を生んだ事故」「子供がいるので(刑期が)短くなるといい」などと発言したのに対し、検察側が園児の家族らの意見陳述の機会を求めて弁論の再開を要請。大西裁判長も認め、家族らと新立被告の意見陳述などの後、判決が言い渡される流れだった。

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