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阪神大震災25年

高度成長を遂げた大都市をマグニチュード7・3の地震が襲い、6434人が死亡、二十数万棟の家屋が全半壊した阪神大震災が、2020年1月17日で発生から25年を迎えた。

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阪神大震災25年

小2、7歳で亡くなった息子しのぶ「桜」のマグネット 「生きていた証し」忘れない

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おどけた顔で弟(左)と写真に写る譲一さん=松下美知子さん提供
おどけた顔で弟(左)と写真に写る譲一さん=松下美知子さん提供

 青い空に映える、桜に似た鮮やかなピンクの花びら。25年前、阪神大震災で小学2年だった長男、無敵(むてき)譲一さん(当時7歳)を失った松下美知子さん(62)=神戸市灘区=は、バラ科のハナカイドウの写真が付いたマグネットを手に亡き息子を思い出す。写真のハナカイドウは息子が通った小学校に植えられたもの。「25年はあっという間。元気にやっているから安心してね」。息子に今、そう伝えたい。

 「べんきょうがんばります。たいいくもいっしょうけんめいがんばります。字がきたないから字をきれいにします」

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