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県警などは16日、他人のIDとパスワードで不正な接続を試みる「リスト型攻撃」の仕組みが判明したと発表した。攻撃対象のサービスを絞り込むプログラムによって、ハッカーが効率的に不正接続を試みているとみられる。
県警は2019年5月、県内に拠点を置いた海外への不正送金事件で中国人業者を検挙し、インターネットへの接続を中継するサーバーを押収。このサーバーを分析し、攻撃の仕組みが判明した。
「リスト型攻撃」は、ハッカーが不正に入手したIDとパスワードのリストをもとに、ネット上のサービスに接続する。これまでは、IDの持ち主がどのサービスを利用しているのか分からないまま、ハッカーが接続を試みていると考えられていた。
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