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米中両政府は15日(日本時間16日未明)、貿易戦争収束に向けた「第1段階」の合意文書に署名した。中国が米国からの輸入額を2020年と21年の2年間で計2000億ドル(約22兆円)増やす代わりに、米国は18年7月以降に拡大してきた制裁関税の一部引き下げに初めて応じる。米中の対立激化はひとまず遠のき、緊張緩和に一歩を踏み出した。
ホワイトハウスで開かれた署名式で、トランプ米大統領は「公正で互恵的な貿易関係に向け、歴史的な一歩を踏み出した」と成果を強調。中国側交渉責任者を務める劉鶴副首相は「合意は世界全体の利益となる」と歓迎した。
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