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金言

サウジと世界遺産=西川恵

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 中東湾岸3カ国歴訪でサウジアラビアを訪問した安倍晋三首相は、ムハンマド皇太子の招きで首都リヤドから約1000キロも離れた、世界遺産の古代遺跡「マダイン・サーレハ」を見物した。

 紀元前2世紀ごろに建設されたこの古代遺跡は、巨岩を削って造られた神殿などからなる。観光産業の育成を図るサウジ政府は、ここを観光の目玉としたい狙いがある。今年の主要20カ国・地域(G20)の議長国として、同国はG20観光相会合をこの古代遺跡近郊のウラーで開く予定で、それに先立って安倍首相を案内した。

 しかし観光PRは横に置いて私が注目するのはイスラム誕生(7世紀)以前を「無道時代」(ジャーヒリーヤ)、つまり人間の道を踏み外した時代として、その歴史や考古学的遺跡を学校でも教えず、意識的に無視してきたサウジ政府が、いま積極的に活用しようという狙いと思惑についてである。

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