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滝野隆浩の掃苔記

越生町「専用」樹木葬

献花台の前の急勾配地に広がる越生町営樹木葬墓地。数年後には成長したツツジの花が一面に咲き乱れる

 <滝野隆浩の掃苔記(そうたいき)>

 北海道大の上田裕文准教授からメールが届いて「埼玉県越生(おごせ)町の町営墓地。樹木葬専用の公営墓地は聞いたことがない」とあった。留学中のドイツで「森をお墓に使う」という運動に出合い、「こんな樹木葬で眠りたい」という本を出した森林学者。木を1本植えただけの国内の墓地には厳しい専門家が勧めるのだから、がぜん興味がわいた。

 東京・池袋から私鉄で約70分。越生は埼玉県の中央にあり梅林が有名だが、昨年5月に開設した町営墓地はツツジ公園の隣にある。五大明王像がまつられている土地の隣接地にあるから「五大尊花木墓苑」と名づけられた。

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