経営破綻10年 JAL、拡大路線へ針路 国際線増便、LCCも

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「JALフィロソフィ」の研修会で自己紹介する参加者=東京都大田区で2020年1月14日、石田宗久撮影
「JALフィロソフィ」の研修会で自己紹介する参加者=東京都大田区で2020年1月14日、石田宗久撮影

 日本航空(JAL)が会社更生法の適用を申請してから19日で10年を迎える。経営再建後は利益重視の手堅い経営を続けてきたが、再び拡大路線にかじを切っている。再生の過程で従業員の意識改革も進んだとされるが、乗務員の飲酒問題が相次ぐなど破綻から10年を経て意識の緩みも指摘されている。【石田宗久】

 「成田と羽田を拠点に成長に挑戦したい」。毎日新聞の取材に応じた赤坂祐二社長は、国際線の拡充を柱に経営拡大を進める考えを示した。

 日航は経営破綻後、京セラ創業者の稲盛和夫氏を会長に迎え、経営健全化のため路線や人員の削減を進めた。巨額の公的支援を受けた代償として新規路線の就航が制限されたこともあり、規模を追うよりも収益力を高める経営を進めてきた。

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