- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

木造住宅密集(木密)地域約70万平方メートルを抱える東京都中野区大和町地区には、幅6メートル前後の中央通りを拡幅する計画がある。
区職員は「ここに幅16メートルの道路が通る予定だ。災害時の延焼を防止し、迅速な消防活動を可能にする」と説明する。事業は都が行い、2019年9月末時点の用地買収率は約65%。通り沿いに更地が目立つが、完成は当初の予定から6年延び、25年度末にずれ込む見通しだ。
中央通りから住宅街に入ると、幅3・6メートルほどの狭い道が入り組み、防火性の低い古い木造住宅が目立つ。区は災害時の避難路を確保するため、2路線、計860メートルを優先的に幅6メートルに拡幅する計画を立てる。
この記事は有料記事です。
残り2051文字(全文2350文字)