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阪神大震災25年

高度成長を遂げた大都市をマグニチュード7・3の地震が襲い、6434人が死亡、二十数万棟の家屋が全半壊した阪神大震災が、2020年1月17日で発生から25年を迎えた。

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阪神大震災25年

亡き人へ「見守ってね」「今まで来られなくてごめん」 神戸で「つどい」参列者の思い

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亡くなった息子の学さんの名が刻まれた銘板の前で、学さんが好きだったコーラ飲料を供え、手を合わせる山本淳子さん=神戸市中央区の「慰霊と復興のモニュメント」で2020年1月17日午前9時52分、隈元悠太撮影
亡くなった息子の学さんの名が刻まれた銘板の前で、学さんが好きだったコーラ飲料を供え、手を合わせる山本淳子さん=神戸市中央区の「慰霊と復興のモニュメント」で2020年1月17日午前9時52分、隈元悠太撮影

 阪神大震災は17日で発生から25年を迎えた。神戸市中央区の東遊園地で同日に開かれた追悼行事「1・17のつどい」には、さまざまな思いを抱えた人々が参列した。その一部を紹介する。【後藤奈緒、郡悠介、阿部絢美、広瀬晃子、春増翔太、益川量平、隈元悠太】

 初めて「つどい」に参加した元小学校教諭、川岡嘉則さん(63) 25年間(「つどい」に)足が向かなかったが、(発生から25年の)節目として来た。当時、学校に避難してきた住民を室内に誘導すると「建物の中は怖い」と、運動場の中心から動かなかったことを思い出す。

 母幸(みゆき)マルさん(当時83歳)を失った姉妹、鳥山伸子さん(78)と幸カホルさん(70)=ともに神戸市東灘区 各地で災害が起きるが、その怖さを知らない人が多い。今後も式典を開き、震災を風化させないでほしい。

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