亡き人へ「見守ってね」「今まで来られなくてごめん」 神戸で「つどい」参列者の思い
毎日新聞
2020/1/17 18:47(最終更新 1/17 18:47)
有料記事
1085文字
- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

阪神大震災は17日で発生から25年を迎えた。神戸市中央区の東遊園地で同日に開かれた追悼行事「1・17のつどい」には、さまざまな思いを抱えた人々が参列した。その一部を紹介する。【後藤奈緒、郡悠介、阿部絢美、広瀬晃子、春増翔太、益川量平、隈元悠太】
初めて「つどい」に参加した元小学校教諭、川岡嘉則さん(63) 25年間(「つどい」に)足が向かなかったが、(発生から25年の)節目として来た。当時、学校に避難してきた住民を室内に誘導すると「建物の中は怖い」と、運動場の中心から動かなかったことを思い出す。
母幸(みゆき)マルさん(当時83歳)を失った姉妹、鳥山伸子さん(78)と幸カホルさん(70)=ともに神戸市東灘区 各地で災害が起きるが、その怖さを知らない人が多い。今後も式典を開き、震災を風化させないでほしい。
この記事は有料記事です。
残り728文字(全文1085文字)