樹氷、ホントは「凝霜」だった 1877年に説明文取り違え、誤訳のまま定着 

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1878年の気象月報に「樹氷」の名前が初めて登場(上段の左下から2番目)し、「Silver Thaw」の英語表記もある=山形大で2020年1月16日午後0時54分、日高七海撮影
1878年の気象月報に「樹氷」の名前が初めて登場(上段の左下から2番目)し、「Silver Thaw」の英語表記もある=山形大で2020年1月16日午後0時54分、日高七海撮影

 樹氷の名称は、本当は樹氷ではなかった――。山形大の柳沢文孝教授(地球化学)は16日、気象用語を英語から日本語訳する際に説明文を取り違え、誤った名称が定着したと発表した。本来は「凝霜(ぎょうそう)」とすべきだったという。

 山形・宮城県境の蔵王連峰など世界でも限られた地域で見られる現象は、気象用語では樹枝に付着した雪やあられで表面が粗く銀のような白色している「Silver Thaw(シルバー・ソー)」で、日本語では凝霜となる。一方、樹枝に雪や氷が付着して表面…

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