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おさかな元年・海なし県の挑戦

/11 ふじかわもろこ 山梨・富士川 小ぶりでも「主役級」  /長野

ふじかわもろこ=甲府市で

 小ぶりながらコイ科の魚の中で最もおいしいとされる「ホンモロコ」。元々は琵琶湖の固有種だが、味の良さから近年各地で養殖され、山梨県内でも「ふじかわもろこ」の名前で富士川町などで生産されている。関西では古くから親しまれているが、同県内では提供する飲食店はまだ少なく、知る人ぞ知る魚だ。

 富士川町のJAふじかわは2007年から休耕田の活用を目的に養殖をスタートさせた。見た目が似ているワカサギや川魚としてポピュラーなアユと比べ、カルシウムやビタミンAなどが豊富に含まれ、栄養価が高い。また体長10センチ強にしか成長せず他の小魚より骨が柔らかいため、塩焼きや天ぷら、唐揚げなど調理しやすい。JAのキャッチフレーズは「小さな主役」だ。

 現在は富士川、身延、南アルプスの同県3市町で養殖されているが、食用としての販売量は年間300~500キロと決して多くはない。ふじかわもろこを提供しているのは富士川町や甲府市、同県笛吹市などの飲食店数店とホテルなどだけで、養殖開始から10年以上たつが、生産拡大には至っていない。JAの担当者は「PR不足もあり、まだまだ知られていない。山梨ではマグロが好まれるが、同じ『海なし県』の埼玉などと比べ、川魚…

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