リニア工事3者協議 国、他省庁参加受け入れず 県に回答 新有識者会議を提案 /静岡

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
リニア静岡工区の進め方について回答書を提出した江口秀二・国土交通省大臣官房技術審議官(右端)=静岡県庁で
リニア静岡工区の進め方について回答書を提出した江口秀二・国土交通省大臣官房技術審議官(右端)=静岡県庁で

 リニア中央新幹線静岡工区を巡り、国土交通省の江口秀二・大臣官房技術審議官は17日、県庁で難波喬司副知事と会談し、県の要望書に対する回答書を示した。国交省、県、JR東海の3者協議に環境省などの参加を求める県の要請について「提案の趣旨を十分理解できない」として他省庁の参加を受け入れなかった。一方で、これまでの議論を検証するために新たな有識者会議の設置を提案した。【山田英之、古川幸奈】

 静岡工区の南アルプストンネル工事について、回答書は「トンネル湧水(ゆうすい)全量の大井川への戻し方、大井川中下流域の地下水への影響の2点について、JR側の説明に県の専門部会の委員や県職員の納得が得られていない。流域市町も懸念している」と指摘。県が協議を求めている47項目については「個別の論点について評価することは必ずしも適切でない」と評価を避けた。

この記事は有料記事です。

残り533文字(全文901文字)

あわせて読みたい

注目の特集