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村上春樹をめぐるメモらんだむ

加藤典洋さんなら新作どう読む?

 村上春樹さんの新作短編「品川猿の告白」が文芸誌「文学界」2月号に発表された。連作の7編目で、既に十分に一冊の本になるだけの長さに達している。遠くない将来に短編集が出るだろうと期待が高まる。

 「品川猿の告白」は15年前の短編「品川猿」の続編なので、そちらも再読した。そのうえで、加藤典洋さんの評論「村上春樹の短編を英語で読む 1979~2011」を参照しようと考えた。文芸評論家の加藤さんは1948年生まれで、作家と同じ団塊世代に当たり、初期から最も丁寧に村上作品を読み込んできた人だ。惜しくも2019年5月に亡くなった。同書は、没後に文庫化された。

 80編(原著刊行当時)に上る短編小説、それも英語に翻訳された作品に焦点を当て、長編も含めた作品世界の全体像を解き明かそうとした意欲作だ。その最後が「品川猿」だった。

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