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ストーリー

戦死した父の愛を実感(その1) 沖縄戦語る三角定規

平和学習で児童たちに三角定規を見せる山口紀子さん=奈良県広陵町の町立真美ケ丘第一小で2019年10月24日、大西達也撮影

 一角が欠けた三角定規を、児童63人の瞳が見つめた。古めかしい定規が訴えかける戦争の愚かさ、家族愛について話したのは、奈良市の山口紀子さん(74)。奈良県広陵町の町立真美ケ丘第一小学校で2019年10月下旬に開かれた平和学習の講師として招かれた。

 三角定規は、太平洋戦争で激しい戦火に見舞われた沖縄県糸満市の壕(ごう)で見つかった。プラスチック製で、表面にはくぎのようなもので「小西幸一」と刻まれている。1945年6月に27歳の若さで命を落とした日本兵の名。そして山口さんは小西さんが出征中に生まれた長女だ。

 平和学習が開かれたきっかけは、三角定規が74年ぶりに山口さんの元に戻ったことを報じた毎日新聞の記事(19年8月7日夕刊、大阪本社版)を一人の児童が読んだことだった。

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