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世界の見方

英EU金融、詰めの議論を ゲイリー・カンプキン 英金融業界団体「ザ・シティーUK」役員

 2016年の国民投票で決めた英国の欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジット)は、英金融界に将来起こる課題を現在にもたらした。ビジネスの世界でブレグジットのように大きく政策が動く時には、漁師が網を遠くまで投げ入れるように、未来に起こりそうなことを把握したうえで経営判断しなければならないからだ。

 例えば、技術への対応だ。よく知られているITと金融の融合「フィンテック」だけではなく、法務や規制への技術活用は、顧客対応を含めて金融業を大きく変える。ブレグジットがなかったとしても、こういった課題はいずれ業界に衝撃をもたらし、変化を求めたことだろう。

 一方で、今のところ英国から金融の多くの機能が流出する計画は聞いていない。ロンドンの金融街シティーには高い流動性に加え、法務や会計など関連産業が集積するエコシステム(複数の企業が結びつき共存共栄する仕組み)を持っているという優位性がある。どこかに移動しようにも、指をパチンと鳴らしてできるものではない。

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