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終わらぬ宿題

阪神大震災25年/下 地域単位入居、後回し

約220世帯が暮らす災害公営住宅「気仙沼市営牧沢住宅」の一角=宮城県気仙沼市で、宮川佐知子撮影

 「以前は『たばこ屋さん』『パーマ屋さん』とか屋号で呼び合っていたのに、今は家がAやBの記号になってしまった。なんだか寂しい」

 宮城県気仙沼市の災害公営住宅「市営牧沢住宅」に住む女性(84)が、東日本大震災の前まで暮らしていた街を、懐かしそうに振り返った。今住む「街」は同じような造りの戸建て住宅や集合住宅が建ち並び、約220世帯が入居する。

 女性は2011年3月、震災の津波で自宅を失った。抽選で決まった災害公営住宅に一人で移り、近くに昔からの知り合いはいない。隣近所の人とはあいさつを交わす程度だ。女性は「友達を作りたくても、きっかけがないと難しい。近くに頼れる人がいないのは不安」とうつむいた。

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