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先月、カナダで人工知能(AI)の世界的な国際学会「NeurIPS(ニューリップス)」が開かれた。非常に人気が高く、前年は参加チケットが12分で売り切れ。今回は抽選をくぐり抜けた約1万3000人が詰めかけた。
論文発表や講演など5日間の本会議の後、これから注目されそうな「とんがった」分野について、約50のワークショップが開かれた。その一つが「創造とデザインのための機械学習」。音楽や絵画、詩などのアートがテーマだ。
昨年のNHK紅白歌合戦で、AIを使って美空ひばりさんの新曲を披露する「AIひばり」が登場したが、世の中はさらに先へ進んでいる。「今は、世界中の音楽を深層学習(ディープラーニング)したAIに1小節分のメロディーを与え、『こんな曲調に』と指示すれば新曲ができあがる」と、ワークショップに参加した清田(せいた)純・理化学研究所ユニットリーダー。
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