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芥川賞・直木賞 選考過程を振り返る 土地と人々の物語に

芥川賞の古川真人さん(右)と直木賞の川越宗一さん。記者会見での記念撮影で顔を見合わせた=東京都千代田区で、吉田航太撮影

 第162回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が15日に開かれた。芥川賞は古川真人さん(31)の「背高泡立草(せいたかあわだちそう)」(『すばる』10月号)、直木賞は川越宗一さん(42)の『熱源』(文芸春秋)が選ばれた。いずれも、中央から遠く離れた地域と、そこに生きた人々を取り上げる物語だった。選考過程を振り返る。

 芥川賞は、選考委員の島田雅彦さんが記者会見した。

 受賞した古川作品は九州の「島」を舞台にした作品で、古川さんの過去の作品とも世界がつながっている。島田さんは評価された点を「長崎・平戸とおぼしき場所を舞台にしたサーガ(一族の物語)の一つ。土地に根付いた歴史の重層性を巧みにすくい上げ、これまでとは変わった」と説明。また「古川さんの関心が歴史に届いていく場合、今後の素材には事欠かない。このサーガをもっと大きなものにしていくという期待が持てる。また、過…

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