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Shall・we・バレエ?

「人ならざる者」の美しさ=斉藤希史子

Kバレエカンパニー「くるみ割り人形」より、「ねずみの王様」=瀬戸秀美撮影

 「ダイナミズム」「パーソナル・エモーション」「ミスティカル・ビーイング」――。欧州で長年活躍した小林ひかるが、初のプロデュース公演「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」(31日と2月1日、東京・人見記念講堂)のために立てた三つのテーマだ。至芸が生む「迫力」、演劇の国ならではの「情感」と並び、バレエの神髄として「人ならざる存在」が挙げられているのは興味深い。

 このテーマの下に登場するのは、ロシア民話に基づく「火の鳥」や太陽神「アポロ」など。さながら「ダンサーが舞台上で遂げる変身」(小林)の見本市だ。最古参は、人間に恋をする空気の精「ラ・シルフィード」。今日までバレエが残ったのは、これら妖精が活躍する19世紀ロマン主義の産物が、人気を失わなかったためとも言えるだろう。以降の振付家は手を替え品を替え、「神秘」を求めてきた。

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