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小保・榎津藩境のまち保存会理事長 中村隆志さん /福岡

中村隆志さん

 江戸時代、久留米藩と柳河藩の藩境だった大川市の小保(こぼ)・榎津(えのきづ)地区。海運の拠点には船大工が集まり、大川の木工産業発祥の地として栄えた。国指定重要文化財の旧吉原家住宅(小保)に代表される江戸期以降の建物が残り、歴史を感じさせる。

 しかし、高度経済成長期以後、家具・建具屋は手狭となった町家から郊外に移転。古い家は取り壊され、空き家も多くなった。「木工の町の原点である古里の町並みを守りたい」。熱い思いで保存運動の先頭に立つ。

 久留米藩側の榎津の生まれで、江戸末期から続く商家の7代目。父が早世し、ふすま紙や障子紙などの内装材を扱う「中村紙店」を25歳で継いだ。店舗は1883(明治16)年に建てられた土蔵造り。2013年に隣家が火事で全焼したが、店は土壁のおかげで延焼を免れ、改めて先人の知恵に感心させられた。

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