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高齢者の労働安全/下 包丁使う人には保護手袋

サケなどの大きな魚を切る時は、指を守るために金属製の手袋を使う=新潟県長岡市のスーパー原信で、原信ナルスオペレーションサービス提供

 <くらしナビ・ライフスタイル>

 希望する人が70歳まで働けるよう企業に努力義務を課す政府方針に伴い、身体機能の低下などに応じた高齢者の労働災害防止が課題になっている。対策の遅れが指摘される小売業界や、長く働ける健康づくりを促す職場の工夫とは。

 ●小売業の対応策

 厚生労働省の調査によると、高齢者の労災防止について建設業、運輸業・郵便業の8割近くが取り組む一方、小売業・卸売業は5割弱、宿泊業・飲食サービス業では半数にとどまる。そんな中、新潟県などでスーパーの「原信」や「ナルス」を展開する「アクシアルリテイリング」(本社・同県長岡市)が対策に力を入れている。

 まず従業員が包丁を使う際に、手を切らないよう保護手袋を着けることをマニュアル化した。オーブンや揚げ物用フライヤーを使う時は、やけど防止のために耐熱繊維製の腕カバーを使う。調理場は滑らないよう水が床に流れない配管の構造とし、滑りにくい靴を支給して底のすり減り具合も定期点検する。勤務時間にばらつきがあるため、1日3回朝礼を行い、労働安全を呼びかける。雇用は75歳までで、原信とナルスの従業員約1万人の…

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