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週刊サラダぼうる・山田祐一郎

つるつる道をゆく 土鍋で熱々、最後まで

鍋焼きラーメンの普通サイズ。専門店ゆえに提供もスピーディーだった=いずれも筆者撮影

 開店15分前に着いたら既に店の前に人だかり。受付ボードに名前を書いて、順番を待つ。開店時間になると名前が呼ばれ、8人組、6人組といった団体客が続々と店内へと吸い込まれていった。高知県の名物麺といえば鍋焼きラーメン。その代表格がここ「橋本食堂」(須崎市)だ。この店の一メニューだった鍋焼きラーメン。その味とうわさが広がり、全国的に知られる存在となった。さすがの人気店。週末だったこともあり、開店前からごった返していた。

 ぼくが座ったカウンター席の目の前には鍋の蓋(ふた)がずらりと並ぶ。蓋の上には切った竹輪やネギが用意されていた。厨房(ちゅうぼう)の棚には土鍋がうずたかく積まれ、出番を待っている様が勇ましい。厨房には女性従業員が4人。見事な手際の良さで、テンポよく注文をさばいていく。麺をゆでる人、鍋を温めている人、それぞれに役割が明確になっていてガチャガチャしていない。従業員同士の声掛けはまるで日常会話のようで、…

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