リビア和平、当事者不在の共同声明 「代理戦争」停戦は不透明

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リビア内戦の和平協議を前に、エルドアン・トルコ大統領(左)を出迎えるメルケル独首相(中央)とグテレス国連事務総長(右)=ベルリンで19日、AP
リビア内戦の和平協議を前に、エルドアン・トルコ大統領(左)を出迎えるメルケル独首相(中央)とグテレス国連事務総長(右)=ベルリンで19日、AP

 北アフリカ・リビアの内戦を巡り、ドイツやロシア、トルコなど関係国首脳らは19日のベルリンでの和平協議で、リビアに対する武器禁輸を順守することなどで合意した。停戦に向けた環境作りに関係国が同意した形だが、当事者であり、当初は協議参加が伝えられたリビア暫定政権のシラージュ暫定首相と、対立する民兵組織「リビア国民軍」(LNA)のハフタル将軍は参加を見送っており、停戦が実現するかは不透明だ。

 メルケル独首相は協議後の記者会見で「軍事力による(紛争の)解決はない」と述べ、政治プロセスによって内戦を終わらせる必要性を強調。取りまとめた共同声明には、関係国がリビアへの武器禁輸を順守し軍事支援を停止するなど、内戦に干渉しない方針が盛り込まれた。合意の実現に向け、委員会を設立することも確認した。

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