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教育の窓

子どもの気持ち 群馬の女子高生自殺/中 「私には意志がある。赤ちゃんじゃない」

小学生のころに行った北海道旅行で海で遊ぶカナさんを見守る祖父(左)=親族提供

 2017年の春休み中に高層ビルから飛び降り命を絶った群馬県の高校2年の桜井カナさん(当時16歳、仮名)は複雑な家庭環境で育った。

 生まれてすぐに両親が離婚。母親が心の病気で入退院を繰り返す中、頼りは別のまちで暮らす母方の祖父母だった。しかし、小学校に上がる直前、祖母は車を運転中に交通事故で命を落とす。その助手席にはカナさんが乗っていた。奇跡的に助かったが、「いつかトラウマとして表出するのではないか」と案ずる専門家もいた。

 温かく見守り続けたのが祖父だった。彼女も慕っていた。「おじいちゃんの卵焼きがおいしかったんだよね」。中学時代の友人はカナさんがうれしそうに自慢していた姿を覚えている。

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