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熱狂ゲノム

第2部 広がる遺伝子検査/4止 社員情報「ビジネスに」 数十万人規模、健診記録とリンク

遺伝子解析に利用されるチップを示す東芝の担当者=仙台市で、柳楽未来撮影

 仙台市郊外の閑静な住宅街にある東芝の解析センター。マイナス80度に保たれた冷凍庫には、専用容器に入った数千人分の血液が整然と保管されていた。「これは提供に同意した従業員の血液。新たな事業に向けて近く、ここで従業員の遺伝子解析を始めます」。雨宮功・ライフサイエンス推進室長が力を込めた。

 東芝は2019年、世界的にも例のない「遺伝子ビジネス」に乗り出した。それは、自社やグループ企業の従業員の遺伝情報を集め、健康診断の記録などと合わせた巨大データベースの構築だ。遺伝情報と、生活習慣病など疾患の関連性を分析する。

 将来的には契約したほかの企業の従業員についても遺伝子を調べ、遺伝情報に基づいた予防法などを提供する事業につなげる。契約企業にとっては、従業員の健康や医療費の削減につながるメリットがあるとアピールしている。

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