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論点

橋下徹さん「罪悪感なく公文書廃棄する政府の恐ろしさ」 桜を見る会

インタビューに答える弁護士の橋下徹さん=大阪市北区で2020年1月、幾島健太郎撮影

 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を巡る一連の問題は、招待者名簿の廃棄など公文書管理のずさんさをあらわにした。あるべき情報公開のかたちとは。大阪府知事・大阪市長としての行政経験があり、日本維新の会を発足させた弁護士の橋下徹さん(50)に、課題と併せて尋ねた。【聞き手・石川隆宣】

 ――「桜を見る会」の名簿廃棄など一連の問題をどうみますか。

 毎日新聞の「公文書クライシス」などの報道は重要だが、国民には響いていない。自己満足にとどまってしまい、国民の声によって政治を動かすほどになっていない。名簿の廃棄は「大きな問題じゃない」と国民の多くは考えていると思う。裏金の献金リストでもないし、名簿自体に大した価値はないからだ。野党は合同ヒアリングなんかで細かな質問を繰り返したり、シュレッダーの前に押し掛けたりするのではなく、権力が記録を廃棄することがいかに恐ろしいことなのかを訴えかけるべきだし、特にメディアが公文書を廃棄する政府の恐ろしさを強く訴えかけるべきだ。そうでなければ、政府・与党がビビるほどの国民からの批判の声は上がらない。

 ――政権がひっくり返るような問題では。

 安倍政権の政策に僕は基本的に賛成のスタンスだが、何の罪悪感を抱くこともなく公文書をいとも簡単に廃棄してしまう政府の姿勢には恐ろしさを感じる。法律家として冤罪(えんざい)事件を検証すると、全ては証拠の廃棄や改ざんが原因だ。捜査機関側が自分たち…

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