メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

東日本大震災追悼式「地元でやりたい」 首長から要望も 政府主催「来年まで」

政府主催の「東日本大震災8周年追悼式」で、お言葉を述べられる秋篠宮さまと紀子さま=東京都千代田区の国立劇場で2019年3月11日(代表撮影)

[PR]

 菅義偉官房長官は21日の記者会見で、毎年3月11日に東京都内で開く東日本大震災の政府主催の追悼式について「発災から10年となる来年まで実施したい」と述べた。2022年以降は「その時の状況を勘案しながら決めていく」と述べ、被災地の意見などを踏まえて見直しを検討する意向を示した。菅氏が21日の閣議でこうした考えを説明した。

 政府は、11年の東日本大震災の被害が甚大で広範囲に及んだことを考慮し、災害では前例のない政府主催の追悼式を12年から開いてきた。東北を中心に複数県にまたがる被災地の中から開催地を一つに絞るのが難しく、「被災地に負担をかけない」との配慮から、国立劇場(東京都千代田区)で実施。被災者や遺族の代表、三権の長、皇室の代表らが出席し、犠牲者を悼んできた。

 菅氏は会見で「10年は一つの節目だ」と語った。開催場所について「地元で追悼式をやりたいという首長らの意見もあった。関係閣僚が地元(被災地)に出向いてやるべきではないかなど、いろいろな議論があった」と説明した。そのうえで「10年までは政府主催でしっかり行い、後はその時の状況を勘案しながら決めるのが自然だ」と述べ、22年以降は政府以外が主催して地元で行う形となる可能性を示唆した。

 政府は21日の閣議で、今年の9周年追悼式は3月11日、秋篠宮ご夫妻らが出席して行うことを決めた。

 政府主催の追悼式としては、日中戦争(1937~45年)以降の戦没者に対する全国戦没者追悼式が、63年から毎年8月15日に開かれている。一方、95年の阪神大震災では、兵庫県などが追悼式を催している。沖縄戦の追悼式は県と県議会が主催。広島と長崎の原爆犠牲者の慰霊の式典はそれぞれの市が主催している。【秋山信一】

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「それ誘拐かも?!」愛知県警、投稿者に警告 小中学生の神待ちツイート後絶たず

  2. 政府批判の神戸大教授が動画削除 「助言」の医師がFBで事実誤認を指摘

  3. クルーズ船の乗客2人死亡 新型コロナ感染確認の80代の男女

  4. ORICON NEWS 『こち亀』日暮熟睡男の特番、AbemaTVで配信決定 4年に1度“目覚める男”再び

  5. 福岡市の60代男性が新型コロナ感染 九州で初確認

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです