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「立皇嗣の礼」の祝宴、形式簡素に 儀式の概要決定

54歳の誕生日を前に記者会見をする秋篠宮さま=東京・元赤坂の赤坂東邸で2019年11月20日(代表撮影)

 政府は21日、皇位継承に関する式典委員会(委員長・安倍晋三首相)の第9回会合を首相官邸で開いた。秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣となられることを国内外に宣言する4月の「立皇嗣の礼」の概要を決定した。天皇陛下が皇太子となられた平成当時の「立太子の礼」と比べ、簡素化のために参列者数や祝宴の回数を一部変更するが、基本的に前例を踏襲する。

 儀式は憲法が定める国事行為として行い、中心的な儀式「立皇嗣宣明の儀」を4月19日午前11時から皇居・宮殿の「松の間」で実施する。前回よりも駐日外国大使の人数が約1・6倍に増えるなど状況が変化しているため、松の間の収容人数に合わせて参列者の基準を見直す。

皇位継承に関する式典委員会で発言する安倍晋三首相(右列手前から2人目)=首相官邸で2020年1月21日午前11時54分、川田雅浩撮影

 配偶者が参列するのは三権の長に限るなどとし、参列者数は約320人となる見込み。前回1991年2月の「立太子宣明の儀」には約240人が参列した。

 天皇、皇后両陛下が宣明の儀を終えた秋篠宮さまに初めてお会いになる「朝見の儀」は、4月19日午後4時半から始まり形式は前例を踏襲する。

 内外の賓客らを招く祝宴「宮中饗宴(きょうえん)の儀」は4月21日午後に計2回、立食形式で行う。前回は2日間で合計3回の着席形式だったが、皇族の負担軽減と簡素化の観点から回数を減らす。

 この日の式典委では、近藤正春内閣法制局長官が「平成の前例を踏まえ、憲法の趣旨に照らして適切なものだ」と指摘。西村明宏官房副長官は宮中饗宴の儀について「皇室の負担を考慮すれば、1日空けて実施することがよい」と発言した。最後に首相が「皇位継承に伴う一連の式典の最後を飾る立皇嗣の礼が、国民の祝福の中で滞りなく行われるよう引き続きお願いします」と語った。【堀和彦】

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