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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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反戦画家・四国五郎の原点 被爆死した弟の日記からたどる 広島・平和祈念館で企画展

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弟直登の日記。8月6日には大きな文字で「広島大空襲さる 記憶せよ!」と書いた=遺族提供
弟直登の日記。8月6日には大きな文字で「広島大空襲さる 記憶せよ!」と書いた=遺族提供

 広島原爆で負傷した18歳の青年が、3週間後に亡くなる間際まで克明な日記を付けていた。被爆直後の惨状を伝える希少な記録。兄はシベリア抑留からの生還後にその日記を読み、平和のために生きる決意をした。反戦画家・四国五郎(1924~2014年)の原点である弟との絆をテーマにした企画展が、広島市の国立広島原爆死没者追悼平和祈念館で開かれている。

 四国は絵本「おこりじぞう」(金の星社)の挿絵や峠三吉「原爆詩集」の表紙絵などで知られる。没後に全国で追悼展が催され、今回で20回目。祈念館が焦点を当てたのが、被爆死した弟直登(なおと)さんの日記だ。叶真幹(まさき)館長は「助かった人による回想ではなく、被爆して間もなく亡くなった方が書いただけに描写がリアル。被爆の実相を知るための貴重な記録」と言う。

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【広島・長崎原爆】

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