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「イエス以外はすべてノー」スウェーデン司法当局者が語る性的同意

「性的同意」をベースにした性犯罪に関する規定について記者会見するスウェーデンのヘドビク・トロスト検察庁上級法務担当(右)とビベカ・ロング司法省上級顧問=東京都千代田区の日本記者クラブで2020年1月21日午前10時53分、塩田彩撮影

 2018年に性犯罪に関する法律を改正し、同意を得ていない性行為を罰する規定を新設したスウェーデンの司法当局者が来日し、21日に東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見した。日本政府は今年、性犯罪に関する刑法の再改正に向けて議論すべきかどうか検討する方針。スウェーデンと同様に同意のない性交を処罰するよう求める声もあるが、「同意の有無」については被害を訴えた側と訴えられた側で主張が食い違うケースも多い。スウェーデンの改正法は、日本の議論に影響を与えるのか。会見を詳報する。【塩田彩/統合デジタル取材センター、椋田佳代/くらし医療部】

積極的な同意が示されていない性行為はすべてレイプ

 来日したのはスウェーデン司法省上級顧問のビベカ・ロング氏(53)と検察庁上級法務担当のヘドビク・トロスト氏(51)。スウェーデンでは18年7月に性犯罪に関する改正法が施行された。改正法では、レイプ罪を「自発的に参加していない者と性交し、または性交と同等と認められる性的行為を行った者は、レイプ罪となる」と規定した。性的同意をベースに置いたこの規定のスローガンは「Yes…

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塩田彩

大阪府出身。2009年入社。前橋支局、生活報道部を経て19年5月より統合デジタル取材センター。障害福祉分野を継続的に取材しています。好物は児童文学。

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