児相職員「いつか虐待しそうで怖い」 見守り研修4割なし 引き継ぎもなく「手探り」

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「いつか自分が虐待をしてしまいそうで怖い」と話す一時保護所の男性職員=2019年12月、町野幸撮影
「いつか自分が虐待をしてしまいそうで怖い」と話す一時保護所の男性職員=2019年12月、町野幸撮影

 虐待に遭ったり問題行動を起こしたりした子どもたちを保護し、長い時間を一緒に過ごす児童相談所(児相)の一時保護所職員への研修について、国の取り決めがないために、自治体間でばらつきがあることが明らかになった。保護児童の定員超過状態が続く首都圏の一時保護所に勤める男性職員は取材に「見守りの仕方を教えてもらえず、いつか自分が見守るべき子どもに虐待しそうで怖い」と打ち明けた。【町野幸】

 千葉県野田市で小学4年の栗原心愛(みあ)さん(当時10歳)が虐待を受けて死亡した事件は24日で発生から1年を迎える。この事件でも事後の検証で一時保護を巡る対応が課題のひとつに挙げられている。

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