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黄金世代を追え

豊昇龍、豊ノ島破り7勝目 強い足腰で寄りたて 納谷はライバル降す 大相撲初場所

ベテランの豊ノ島(手前)を倒した豊昇龍=東京・両国国技館で2020年1月22日午後2時49分、村社拓信撮影

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 大相撲初場所11日目の22日、東十両14枚目の豊昇龍(20)は、東11枚目で三役通算13場所のベテラン、豊ノ島(36)を破って7勝目を挙げた。立ち合いで双差しを許したが、足腰の強さにものをいわせて寄りたてた。まわしがほしい豊ノ島の胸をもろ手で突いて距離を取ると、土俵際で相手の腰が浮いたのを逃さず右の下手を取り、腰を低くして投げつけた。「絶対に引かないように、と思った。体がよく動いて、前に出られた」と満足そうに振り返った。

 関取最年長で叔父の元横綱・朝青龍と9度対戦し2勝した豊ノ島に、これで2場所連続の白星。「勉強と思って挑んだ。勝ててよかった」と、口も滑らかだった。

11日目での勝ち越しはならなかった琴勝峰=東京・両国国技館で2020年1月22日午後3時7分、村社拓信撮影

 西十両8枚目の琴勝峰(20)は、2019年九州場所まで幕内にいた大翔鵬(25)に寄り切られ、連勝が3で止まった。約30秒間、がっぷり四つで組み合い、「仕掛けていこうと思ったが、相手の形になってしまった」。4敗に後退し、勝ち越しはお預け。終盤戦に向け「毎日、最高の状態で相撲を取れるように体の状態を整える」と話した。

チームメートだった塚原(右)を破った納谷

 琴勝峰と埼玉栄高でチームメートだった東幕下5枚目の納谷(19)は、同じくチームメートだった東幕下7枚目の塚原(20)に勝ち、3勝3敗で勝ち越しに望みをつないだ。

 納谷は「お互いにできること、できないことは分かっている。考える必要がない分、やりやすかった」という。身上としている突き放して前に出る相撲ではなく、踏み込んでまわしを取りに行った。右ではじいて左を差し、胸を合わせた後、右まわしも取って一気に寄り倒した。

 「高校時代は、何をやっても自分の方が強かった。でも今は、塚原も強くなっている。確実に勝ちにいこうと、自分の相撲を変えた」。お互いに3敗で後がない状況で迎えたライバル対決。自身の持ち味を出すことより、負けられないという思いを優先した。勝ち越しを懸けた今場所最後の一番は「自分の相撲を取りたい」と表情を引き締めた。

 塚原は、2場所連続の負け越しが決まった。【黒川優】

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